電気通信大学では4月9日に、平成25年度科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業・総括実施型研究(ERATO)に採択された同大学美濃島薫教授を研究総括とする「美濃島知的光シンセサイザプロジェクト」の発足式を挙行した。
発足式は、福田喬学長、外村正一郎JST理事の挨拶のあと、瀬谷元秀JST研究プロジェクト推進部長からERATO概要及び協同実施方式の説明、三橋渉同大学理事から知的財産創出支援体制及び安全衛生等の管理体制の説明があり、美濃島教授から本プロジェクトの構想及びメンバーが紹介された。
本プロジェクトは、平成30年度まで継続され、先端光源「光コム」を、エレクトロニクスと光技術との融合により、基盤的かつ革新的な「知的光シンセサイザ」へと進化させることによって、光波の全てのパラメータを自在に操作でき、様々な応用に使えるところまで進化している知的光源を開発し、その未踏な応用分野を開拓することを目標としている。